中年男子のダンスの勧め

 

中年男子よ、ダンスをしよう

ずばり中年男子よ、ダンスをしようぜ!というブログを書きます。
筆者は社会人になってダンスを趣味にして20年近くなります。もはやライフワークなんですけどダンスを趣味にして良かったと思う事しかないです。でもこんな事を言うと以下のような言い訳の羅列を並べてくる人が多そうです。

①中年にもなってダンスなんて痛いよ。
②ダンスって運動神経いるんでしょ。
③体力使うんでしょ。
④時間がないよ。

色々な言い訳をする人がいる人が目に浮かびます。
それに対して一つ一つ丁寧に答えて行きます。

中年男子になってダンスをする事のメリット

上記のような言い訳に答える前にメリットを述べて行きたいと思います。

①お金がかからない
はい、まずお金がかからないです。やっぱ中年男子お金がかかりますよね。趣味に使うお金って考えるべきと思うんです。ダンスは音楽と自分の身体と空間があれば成り立ちます。野球だったらスノーボードだったらゴルフだったら特定の場所に行く必要ありますよね、それによってお金がかかります、そこへ行く時間もかかる。ヨガとかもお金がかからない趣味とは思いますがレッスン料金はダンスと比べれば4倍、5倍かかりますよね。そのレッスン料の単価は生徒側にはメリットはあるものの先生側にとってみればディメリットなのかもしれませんね。

25097224 – diagram of a seesaw showing benefit and cost in perfect equilibrium showing that the cost of paying for the benefits is equal to the advantages

②音楽がより好きになる
ダンスとは音楽からエネルギーを貰い身体を使って表現する行為です。その行為を通じて音楽を耳だけでなく身体で感じる事が出来る。これは結構な快感でお金には代えられない価値と思ってます。

③異文化コミュニケーションとなり得る
筆者は海外の旅が好きで色々な所に行きました。そこそこ英語は出来るのですがやはりネイティブほど喋れない訳でネイティブの人達に囲まれた時は無口になっていく訳です(苦笑)。
一方で海外の人達って踊るのが好きでクラブへ行ったりする訳です。
でいつものようにガンガン踊っていると無茶苦茶外国の人に受けて、
「すげーな、べやっち。日本人てそんなに踊れるとは知らなかったぜ!」みたいな事を言われてヒーローになったのも何回もあります。
ダンスは本当に一つのユニバーサルな言語と思います。言葉で表現できないエネルギーをもっている人はダンスをする事を勧めます。時として英会話なんかよりもずっとすっと役にたったりするんですよ!

④珍しいので目立てる
日本にストリートダンスが入ってきたのは1980年代と思うのですが流行りだしたのはここ数十年なんですよね。だから若者を中心に広がっているのですがオッサンオバサンまでには広がっていません。
だからオッサンオバサンでダンスをしているって結構マイノリティなんですがだからこそ目立てるのですね。筆者は10年ほど前にテレビに全国ネットでダンス関連で出た事があります。それはダンスをオッサンでしている人が少なかったからという理由につきます。マイノリティはマイノリティで目立ちゃうかもですが時として良い事があったりします。

⑤自分のペースで出来る
割と勘違いしている人が多いので言うのですがダンスを始める為に、そして活動する為に他人を巻き込む必要は全くありません!疲れたら休んで良いし、先に進みたい人は進んで良いし自分のペースで出来るんです。若者は若者なりのペースで学んでいくし年寄りは年寄りなりのペースで進めば良い。肩肘はらずに出来る趣味の一つだと思います。

⑥スポーツでなくオリジナルの表現の場
ダンスって何だろうって考えた時に「自分の身体を楽器として表現する」という事だと思うんです。
スポーツでも音楽でも「表現」の部分はあるんですけどやはりダンスに比べると限定されるのです。
走り方に何種類もないし、泳ぎ方だって4泳法しかありませんよね。音楽だって楽器の数は有限なんですけどダンスはその人の骨格、感じ方、センス、文化的バックグラウンドによって人の数だけ無限にあると思います。
社会って規制だらけですよね。でも色々な人が社会生活をする上で規則って必要だと思います。でもそのような規制があるせいで自分自身を表現できない、そういう側面があります。
でもダンスの中では何でもありです。ダンスみたいな表現の場で自分を解放する。時としてそれも必要なのではないでしょうか。

中年男子になってダンスをする事の社会的意義とは

ここでぐっと真面目な話をします。
今巷では義務教育にはダンスの授業が入ってきています。そしてブレイキングはオリンピックにもなって少しメジャーになってきています。
でもね、ダンスが若者のものだけだったらどうでしょう。業界にお金が回らないでしょう、何せ若者だけの物ですから。先ほどダンスするのにお金がかからないというのはメリットでるとお伝えしましたがお金がかからないというのは経済循環が起こりにくいというディメリットもあるんです。そこがスノーボード、サーフィン、ゴルフとは違う所だと思いますし、難しいところなんだろ思ってます。単なる若者だけの遊びで就職したら止めるものだったらこのダンスブームもいずれ廃れると思います。
一部でもダンスを理解し、踊るオッサンが増えればこれがブームでなく、文化として根付くと思います。恐らくはダンスをする若者もそんなオッサンを歓迎してくれる筈です。

中年男子がダンスをするなら今が旬

今は徐々にダンス文化が日本に広まってきている事と中年男子がダンスをする事の社会的意義もわかって貰えたと思います。
さらに追い風はこのコロナ禍での「ダンスのオンラインレッスンの普及」です。

やはりダンススタジオ言って、若い子に混じってオッサンがダンスレッスンに通うってハードルが高いとは思います。でもオンラインならそんな事気にしなくても良いですよね。また忙しいオッサンにとってはダンススタジオへ行く時間てまあ中々環境が許さなかった事もあるのですがそういった懸念も解消されます。

この流れは世界中にも広がっていまして私べやっちはカナダトロントに住む有名ダンサーのレッスンを受けていたりするのです。今まではカナダまで移動してレッスンを受けに行けないといけなかったのですがそんな必要もなくなるのです。コロナは禍ですがこの事自体は素敵な事ですよね。

という事で今回は中年男子よ、ダンスをしようという記事でした。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です